オカエリについて
使命
体験の共有や文化に根ざしたサポート・教育・コミュニティー作り・権利擁護(アドボカシー)活動の実践を通し、LGBTQ+日系人とその家族の可視化とともに、互いに共感しあえる場の提供と変革を実現することです。
未来像
私たちが目指すのは、LGBTQ+日系人とその家族が受け入れられる安全で愛に満ちた世界です。 そこでは、どんなアイデンティティも等しく祝福され、尊重され、そして受け止められるのです。
価値観
愛、希望、勇気
活動開始のきっかけは…
2014年、日系LGBTQ+当事者とLGBTQ+の子をもつ親が、アライを交えて「オカエリ:LGBTQ+日系人の集い」を開催したことにさかのぼります。LGBTQ+日系人に焦点を当てた会議としては米国初の試みでした。
オカエリ集会は大きな成功を収めました。ハワイをはじめとする全米各地のほか、カナダからの参加もあり、出席者は200名を超えました。このオカエリ集会に触発されたシアトル、サクラメント、そしてサンフランシスコ・ベイエリアの日系人が、それぞれの地で同様の集会を開催しました。
2016年に行われた第2回おかえり集会も200名の参加者を得て成功裏に終わりました。
2018年の第3回おかえり集会では、従来からあるコミュニティーに密着した教育的内容のプログラムに加え、日本語によるワークショップも初めて行われました。
2020年のコロナ禍により、おかえりは対面集会の延期を決定。そして2021年11月12日から14日にバーチャル集会を実施しました。
とはいえ、多くのLGBTQ+日系人が家族や日系コミュニティーと疎遠になったままなのが現状です。受容や癒し、そしてホモフォビア・トランスフォビアの害を取り除く必要性はなくなっていないのです。
オカエリに参加すると次のようなことができます。
· LGBTQ+日系人やアライとつながる
· サポートやリソースなどの情報を得る
· 日系社会がLGBTQ+家族をどう受け入れてきたかを学ぶ
協賛団体について
会場を提供 する全米日系人博物館ならびに当団体のフィスカルスポンサーであるリトル東京サービスセンターをはじめとするすべての協賛団体に対し、おかえりは心より「ありがとうございます」と申し上げます。